2006年09月29日

中国雑感(1)

大連と中国東北地方〈2005~2006年版〉 先週は中国へ行ってまいりました。
食事が美味しく1日1キロのペースで肥えてしまいました。減量していたのが台無しです。
つらつらと雑感などを書いてみます。

大連は東北地方の大都市として、日本では緯度が同じ仙台と位置付けが似ています。
遼寧省に限らず、吉林省や黒竜江省から人が集まってきています。規模も大きく街並みも洗練されています。
日本人を初め、外国人が多く、日本語や英語が通じるので、旅行者には滞在しやすい街ですね。
食品パッケージや衣類に意味不明の日本語がちりばめられているのは「Cool Japan」ということかな。

大連で設立した工場を見学させてもらいました。
周辺の地方から従業員を集めているのですが、工場の敷地内に寮が必要とのこと。職住接近どころか、住居=職場ですな。
寮では4人で一部屋を使用しているとのことですが、大学の寮は8人で一部屋なので、ずっとマシ。食堂では一日三食お腹いっぱい食べてもOK。
企業名の付いた小学校や建築物を建てているのは、表向きは社会貢献を通じて企業アピールすることになっているが、行政当局からの要望もある。そりゃそうだ。
賃金は安いが、寮費などの福利厚生費がバカにならない。福利厚生費を含めた人件費は賃金の倍程度。
日本の場合は、1.5倍程度だったかな。

工場には日本の同規模の会社と比較するとずっと多くの従業員が働いていました。
原価だけではなく、品質や安全面でも日本の工場と競争していきたいとのこと。
いったん梱包した製品についても検査工程で梱包を解いて内容をチェックしていました
人手が多いところではなければ出来ませんが、反面、チェックする必要があるのだろうな。
人員を使って品質を高めようとしている辺りは、ベトナムで見学した工場を思い出しました。

投稿者 isi : 01:09 | コメント (1)

2006年09月25日

Entry from China

P1000494.jpg蒼天の下、中国に来ています。
半分視察、半分仕事。
エントリーネタはいっぱいあるのですが、マッサージ(♂)が気持ちよかったので、今日は寝ます。
明日の早朝の便で日本へ帰ります。

投稿者 isi : 01:01 | コメント (12)

2006年09月16日

ワイルド・スワン

ワイルド・スワン〈中〉 矜恃を持って動乱の現代中国を生きた3代の女性についてのノンフィクション。
移動中の読書用に購入したのですが、これを持って中国に行くわけには行きません。
上中下3冊の文庫本で合計1,000ページにもなろうとする大書なのですが、面白かったため2晩で読了してしまいました。

著者の祖母は清朝末期の軍閥高官の妾となり著者の母を生み、周囲の蔑視の中で育てます。
母は日本の敗戦と国共内戦の動乱の中、共産党員となり共産党員幹部の若者と結婚し、著者が生まれます。
共産党が中国全土を統一した後も、大躍進政策による饑餓や文化大革命、下放といった激動に一家は巻き込まれます。
高潔な理想主義者であった父や部下思いで有能な官僚であった母は吊し上げられて「自己批判」させられるのです。
そうした逆境の中で、挫けずに生きている著者一家の清々しさには感銘を受けます。

学生時代に中国現代史の講義を受講していたのですが、指定された副読本の中で強く印象に残った箇所があります。
共産党幹部の子弟かそうでないかは外観で分かるそうです。
幹部の子弟は幼児期より食料に恵まれているため発育が良く、そうでない子弟と比べると身長や体格が明らかに違うとのこと。
今ほど飽食していませんが、食事に困った経験がない現代日本で育った学生にとっては、感慨深かったです。

タイトルの「ワイルド・スワン(野生の白鳥)」は、母、著者の姉、著者の幼名に共通の文字である「鴻」を元にしています。

http://www.fks-wo.thr.mlit.go.jp/swan/05_column/20020222/20020222_02.html
「鴻」とい字は、鳥偏に、水を表わす「さんずい」と大きいという意味のある「工」で「大きい水鳥」すなわちハクチョウを意味しています。

地元では白鳥は寒い冬に渡来してきます。最近は渡りのコースになったらしく、近所の水田で何十羽と休んでいる姿を良く見かけます。
純白の姿は遠目では気高く美しいのですが、餌付けをしている観光地で見られる、餌を争って鴨をいじめている様子を見ると、幻滅します。
しかし野生の白鳥は貪欲にたくましく懸命に生きているだけです。勝手に幻滅するのはお門違いというものです。

中国人と仕事をする際には、過剰な自己アピールや理解しがたい尊大さに辟易することがあります。
しかし、彼ら彼女らにも本書のような試練があったのかと想像すると、その背景が理解できるように思います。

投稿者 isi : 02:25 | コメント (1)

2006年09月15日

新宿徘徊

旅の指さし会話帳〈4〉中国(中国語) 東京出張中。予定より早めに上がることができたので、渡航準備に新宿の東急ハンズに行く。
なぜか2階の旅行用品コーナーを素通りして7階の文房具売場へ。文房具好きなんですよ。
愛用している4色ボールペンの新製品をチェックしつつ、会話本で使用するイレーザー付きの極細ホワイトボードマーカーを購入。
娘への土産を物色しているうちに閉店時間が近づいてきたので、慌てて本来の目的である旅行用品を購入。

食事はよく行く新宿南口へ回る。「新宿ねぎし」で麦飯とトロロ芋の定食を食べ、22時まで開いているヨドバシカメラへ。

コンパクトで文字盤が見やすい目覚まし時計を購入し、新製品が出たiPodコーナーへ冷やかしに行く。
...危うく気を失って気がついたらヨドバシの袋とレシートを持っているところだった。危ないところだった。

投稿者 isi : 01:17 | コメント (0)