2006年07月18日

本当のリスクヘッジ

某所で勉強会。生々しい話で非常に刺激的でした。
士業の方が事務所と自宅を分けているのは、トラブルから家族を守るためとか。
なるほどなぁ。

投稿者 isi : 23:29 | コメント (0)

2006年07月15日

可能性は無限ではないのだ

<詐欺>高級婦人とデートで登録料詐取、被害者1万人超


 「高級婦人とデートするだけで数万円稼げます」と雑誌に虚偽の広告を出し、現金を振り込ませた詐欺の疑いで静岡県警が逮捕したグループの被害者が、全国で1万人以上にも上ることが分かった。
...
 調べでは、佐藤被告らは04年秋ごろから「ビッグウェーブ」「パラダイス」「クリスタル」「サン・アカデミー」の4社の名前を使い、成人向け雑誌などに「全国のリッチな高級婦人とのデートがお仕事です」などの広告を載せ集客していた。
 客の電話には女性アルバイト約20人が対応し、「数時間交際すれば3万円、お泊まりなら7万円稼げる」などと説明。「登録料」2万1800円と引き換えに女性10人分の写真を客に郵送。「交際したい女性3人に転送する」と履歴書を送らせ、「3人の紹介料」1万2000円と合わせ、多くの被害者に計3万3800円を振り込ませていた。
...
今も口座への振り込みが絶えないという。


騙す方が悪いのだが、騙される方も問題があるという論調が多いのですが、ちょっとだけ擁護してみます。

誰もが、うまい話には裏があると分かっています。
その警戒をかいくぐって振り込ませるのだから、心理的な反応を上手に利用しているのでしょう。

こうしたあり得ない詐欺に引っかかる人は、自分に対して過剰な期待を持っている。
もっと自分には可能性があると考えている。
「あり得ないだろう」と思いながら、自分なら...ひょっとして...という幻想を抱いて、見え透いた手口に引っかかってしまう。

建設的な方向へその思いこみを向かわせることが出来れば、すばらしいことがあるかも知れません。

しかし、世に出るにあたっては、冷静に自分自身を評価する努力を惜しんではいけません。
可能性は無限に広がっている(かも知れない)が、啓発や娯楽に費やすことの出来る時間は有限です。
実現可能性を考えると、残念ながら未来の可能性は有限とした方が現実的です。
ですから、自分を評価した上で身の処し方を考えた方が良いでしょう。

ま、いつまで経ってもそれを出来ない人を世間では阿呆と呼ぶのだが。

それにしても、被害総額は3億円以上か....

投稿者 isi : 01:12 | コメント (3)

2006年07月10日

中原中也詩集

中原中也詩集 「詩」というと学生の時に新宿西口の地下道で「私の詩集」を持っていた、電波系の方々を連想してしまうので、読むにあたってはかなり抵抗があります。
中原中也には、夭折の天才詩人というイメージを持っていますが、伝記や作品からは倨傲(きょごう)な面と自らの才能に対する弱気な面とを感じます。身内にも「自分が評価されないのは周りが悪いのだ!」という甘えと責任転嫁を常としている者がいるので、辟易しながら読みました。

しかし内容はともかく、言葉に対しての感性の豊かさは素晴らしいです。
「生ひ立ちの歌」では『私の上に降る雪は』というフレーズが繰り返され、切ない情景を連想します。
「汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる」では、言葉の選択の巧みさに感嘆します。
さて「頑是ない歌」という詩があります。

思へば遠く来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気は今いずこ
...
今では女房子供持ち
思へば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時までか
生きてゆくのであらうけど

そういえば武田鉄矢(海援隊)で「思えば遠くへ来たもんだ」という歌がありましたね。

踏切りの側に咲く
コスモスの花ゆらして
貨物列車が走り過ぎる
そして夕陽に消えてゆく
十四の頃の僕はいつも
冷たいレールに耳をあて
レールの響き聞きながら
遥かな旅路を夢見てた
思えば遠くへ来たもんだ
故郷離れて六年目
思えば遠くへ来たもんだ
この先どこまでゆくのやら

筑後の流れに
小鮒釣りする人の影
川面にひとつ浮かんでた
風が吹くたび揺れていた
20歳になったばかりの僕は
別れた女を責めながら
いっそ死のうと泣いていた
恋は一度と信じてた
思えば遠くへ来たもんだ
今では女房子供持ち
思えば遠くへ来たもんだ
あの頃恋しく思い出す

眠れぬ夜に酒を飲み
夜汽車の汽笛聞くたびに
僕の耳に遠く近く
レールの響きが過ぎてゆく
思えば遠くへ来たもんだ
振り向くたびに故郷は
思えば遠くへ来たもんだ
遠くなるよな気がします
思えば遠くへ来たもんだ
ここまで一人で来たけれど
思えば遠くへ来たもんだ
この先どこまでゆくのやら
(http://homepage2.nifty.com/kitahati/kitahati/lyrics/l01.htmlより)

確かに同じフレーズはありますが、オリジナリティも十分にあります。
この程度ならば、「盗作」や「模倣」ではなくて「引用」や「献辞」に分類できると思います。

しかし、現代日本のポップスの歌詞ってのは、意味がないという点に於いてはダダイズムの系譜を継いでいるのでしょうか。
その割には形式に嵌りすぎているような気がしますが。

投稿者 isi : 02:28 | コメント (0)

2006年07月07日

欲得抜きということ

某所で役員会がありました。
参加者は会社経営者や経営幹部、中堅層ばかりです。
直接仕事とは関係のない集まりですので、忌憚のない意見が出てくるのですが、ビジネスが絡まないと却って拗れてしまうこともあります。

上下関係や指揮系統がハッキリしている組織の場合、判断を下すリーダーと指示をこなすメンバーで、目的を遂行することができるのですが、金銭や利害関係がない場合こそ、積極的にコミュニケーションを図る必要があります。
それは友人や恋人関係と似ています。

欲得抜きという関係は気持ちが良いのですが、簡単に雲散霧消してしまうような脆さがあります。
だからこそ、飲みに出たり、一緒にイベントをやったり、どこかへ出かけたりすることが大切です。

やっぱり気が置けない友人とゆっくり飲んでバカ話したいですね。

投稿者 isi : 00:22 | コメント (0)

2006年07月05日

新しい玩具

ずっと欲しかったものを手に入れることが出来ました。
それは、

P1000122.jpg ジャーン。バーコードリーダーです。
インターフェースはUSB。WindowsXPならばシステムドライバでOK。
こんなものを個人で持って何に使うのか? それを考えたらイケマセン。所有することに意義があるのです。

しばらくいじって、取りあえず夏の同窓会案内の出欠整理に使います。

投稿者 isi : 01:20 | コメント (0)

2006年07月04日

最近買ったCD

気分上々↑↑ (初回限定盤)(DVD付) ええ。CDTVを見ていてhirokoが可愛かったので、次の日買ってきました。
それが何か?

Love Is a Battlefield ええ。日産セレナのTVCMでバックグラウンドに流れていて衝動買いしました。
カッコイイです。

オレは幾つになったのだと自問しながら、気に入ったCDを買ってます。

投稿者 isi : 02:52 | コメント (3)

2006年07月03日

消費税率アップについて

図解 消費税の実務ができる本 どうやら近年中の消費税アップが既定路線らしい。
消費税上げ、09年度から=上げ幅、参院選後に結論-中川自民政調会長

自民党の中川秀直政調会長は30日午後、金沢市内で講演し、消費税率の引き上げ時期について「基礎年金の国庫負担を3分の1から2分の1にする2009年度までにやらなければならない可能性が高い。08年の国会で実施の理解(法改正)が得られれば、09年度実施となるかもしれない」との見通しを明らかにした。

税金を公に「預けている」身としては、大きな買い物をするタイミングがあるので、悩ましいところです。
ところが、企業向けのコンピュータシステム開発を生業としている立場としては、大変なことになります。
確かに仕事の引き合いはあるのですが、そんな簡単な話ではありません。

まず消費税部分だけの修正となると開発規模が小さいです。
また、現在担当している顧客のシステムであれば、把握していますので修正は簡単なのですが、数年前に担当したところとなると、すでに忘れかけています。
ましてや一度も担当したことがない企業のシステムに関しては、調査の手間が掛かりますので、割に合いません。
今までは原則としては一律のパーセントだったのですが、学校給食向けの場合は免税とか例外条件はあるのです。
前回の総額方式導入の時も騒ぎでした。

外の人からは「それぐらい見越しておけよ」と思われるかも知れませんが、どうなるか分からない課税基準を想定して、事前に組み込んでおくことは不可能です。
例えば、リース会社となると、リース開始時期がいつからかによって月々のリース料まで変わります。
前回3%から5%に変更された時は、ガイドラインが決まるまでは対応できませんでした。

税率アップの方法について議論があるところですが、品目ごとや単価ごと、合計金額によって税率が変わるようですと、大変な修正になります。
税金を「預ける」身としては、食料品や日用品と、贅沢品高額品とで課税率が変わることは歓迎なのですが、そのシステムを組むことを考えると気が遠くなります。

ということで、なるべく簡便な税法を期待しています。
もし消費税の体系が複雑になるのなら、修正対応期間を十分に取ってくださいね。

投稿者 isi : 01:52 | コメント (0)

2006年07月02日

文化的刷り込み

志村けんのバカ殿様 DVD-BOX 娘たちが通っているダンススタジオの公演に行ってきました。
上の娘は部活も辞めてしまい、ジャズダンス一本に絞り、週に5日練習しています。
家にいても、ダンスビデオを見て論評したり、柔軟をやっています。偉いなぁ。
その甲斐あって、22あるプログラムのうち、4回も登場し、一部はフロントで踊っていました。

さて、メインはバレエ科の「白鳥の湖」でした。
プリマは通っているダンススタジオの方でしたが、男性ダンサーは著名な方にお願いしていました。
ダンスは全くの素人なのですが、今までに見たものとは明らかにレベルが違います。
ダンスのメタファーはまるで理解していないのですが、ダンスが素晴らしいことは感じました。

ところが、どうしても白鳥の湖の旋律が流れると、ドリフターズのコントを連想して笑ってしまいそうになるのです。

同様にビタースイートサンバ(注:メロディーが流れます)が聞こえてくると、連想するのはオールナイトニッポンですし、タブーを聞くとカトちゃんの姿をさがしてしまいます。

こういう連想は、同じ世代で共通に持つ文化的刷り込みだと思うのですが、どうでしょうか?

投稿者 isi : 03:04 | コメント (2)

2006年07月01日

ネットはスーツの物からからギークの物へ

google_checkout.gif ワールドカップ準々決勝、ドイツ対アルゼンチンを最後まで観戦してしまいました。
個人技が魅力的なアルゼンチンも良いのですが、やはり日本人ならドイツ応援でしょう。
合い言葉は「次はイタ公抜きで」。
しかしカーンといい、バラックといい、ドイツチームのキャプテンは類人猿顔が続きますね。(注:褒めてる)
ベッカムのコーナーキックは「やるねぇ」という反応でも、カーンがPKを止めたり、バラックが同点アシストを決めたりするとテレビの前で「ヤッタ~!」と喜んでしまいます。

さて、昨日ちょっと触れたGoogle Checkoutに関する所感の続きです。
簡単に言えば、ネット上での決済手段を提供するものです。
アメリカではPay Palという先行者がありますが、日本では強いプレーヤーは見当たりません。
今のところ利用者は売買両者ともアメリカ在住であることという制限があるが、日本でも近いうちに使用可能になるとのこと。

でも決済側の個人認証をどうするか?という問題があります。
決済手段を提供するGoogleとしては、法的リスクがあるため、売り手側が違法なものを販売したり、詐欺をおこなった場合に備える必要があるのですね。
そのため、売り手としてGoogle Checkoutに登録するためには、個人が特定できることが前提となります。
アメリカでは納税者番号や社会保障番号という公的な個人特定手段があります。
日本でそれに該当するものは住民基本台帳番号ですが、残念ながら騒動の末に導入された割にはあまり活用されていません。
行政手続きの簡素化や犯罪防止を目的とした認証手段としては、個人ごとに番号を割り当てるのが最善手だと思うのです。
行政側の目的外使用についての警戒は必要だけど、全面的に反対するのは神経質になりすぎかと。

閑話休題。Google Checkoutが日本でも使えるようになると、モールサイトの終焉に繋がりますね
モールサイトの存在意義は、商材を持っているがネット上での販売サイトを構築するスキルがない売り手と、販売サイトを構築するスキルはあるが有効な決済手段を提供できない技術者というギャップに位置します。
現在、日本で利用できる簡便な決済手段としては、宅配業者の代金引き換えサービスがあります。
でも、荷物を受け取る者が決済しないといけないため、不在がちな者にとっては利用しづらいのだ。

Google Checkoutの素晴らしいところは、すでにAPIが公開されており、Mash Upができるようになっていることです。
これによりSmall Businessを展開している企業や個人のプログラマが、Google Checkoutを利用して、自分でサービスを提供できる。そうしてGoogle Checkoutの利用が普及していくという、技術者観点からは理想的な利用環境となってますね。

Googleに関しては、ビジネスを理解していないという批判はありますが、ネット上ではモヒカン族の支持を一身に集め、ギークの視点からビジネスを展開していく一貫性は感心します。
毀誉褒貶はありますが、元々ギークのものだったインターネットをギークの手に取り戻し、世界を変えていくという指針は、スバラシイと思います。

投稿者 isi : 03:23 | コメント (0)