2006年04月01日

国家の品格

国家の品格 遅ればせながら、ベストセラー「国家の品格」を読みました。
というのは、地元で著者の講演会が開催されることになり、聴講するからには読んでおこうと思ったからです。

書評を読む限りでは、書かれていることについての同意や反発がありますが、やや表層に拘りすぎかなと思います。
僕が本書で一番納得したのは、「自分の価値判断は自分で決める。」ということです。
講演の最初に著書の冒頭にもあることを述べられました。
『私は自分が正しいと確信していることについてのみ語るつもりですが、不幸にして私が確信していることは、日本や世界の人々が確信していることとしばしば異なっております。もちろん私ひとりだけが正しくて、他のすべての人々が間違っている。かように思っております。』
つまり、僕自身の言葉で置き換えると、他人の目を気にするあまり、自分の判断基準を疑うことはないということです。
端的に言えば「今日のお昼に何を食べるかは自分で決める」ということなのです。
自分の嗜好や体調を優先し、財布と相談して決めることが当たり前でしょう。

グローバルスタンダードという美辞麗句の下に、天然資源に恵まれた国、人口の多い国と同じ条件で政略、政策をおこなっていては、日本という天然資源がなく、人口も少ない小国は勝てるはずがありません。
所与の条件が違う者や地域とは、別の判断基準や優先順位に基づいて、価値を決めるべきなのです。
それは企業経営や個人の将来設計についても同様です。

本書を読了し講演を聴いて、参考になったこと、考えさせられたことは多々あります。
その中で自分なりに受け取ったことは、「優先順位を他者に委(ゆだ)ねる者は破滅し、判断基準を他国に阿(おもね)る国は滅亡する」ということかなと思います。

投稿者 isi : 2006年04月01日 02:47
コメント

「自分の運命は自分で管理せよ。さもなければ他の誰かが貴方の運命を管理するだろう」と、
ジャック・ウェルチも同じような事を言ってます。
あともうひとつジャック・ウェルチの言葉でワタクシが心に留めているのは
「どうしても変えなければならなくなる前に、自分の意志で変えよ」
って言葉です。「変える」を「やる」に置き換えてもいいですね。
・・・いや別に、ジャック・ウェルチの経営手法に賛成しているワケではないんですが(笑)。

Posted by: さと : 2006年04月02日 13:58

どもです。明日から新年度ですね。

今日あるパーソナルコンピュータという概念を最初に言いだしたアラン・ケイという方がいます。
彼の言葉で『The best way to predict the future is to invent it.(未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ)』というものがあります。
アラン・ケイのように広い影響を及ぼすのは難しいですが、少なくとも自分の未来は自分に掛かっています。

Posted by: isi : 2006年04月03日 00:01
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