2005年08月30日

経済状況

大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 某所で会合があり同窓の先輩より経済状況を聴く。

  1. アメリカの雇用は拡大しており需給がタイトになっていると思われるが、賃金が延びていない。サービス産業のオフショア化による影響か。
  2. 中国人民元は先物市場の動向からすると市場は1年後に5%程度の切り上げがあると見ている。かつての円相場のように急激に上昇するのではなく、緩やかに上昇すると思われる。
  3. GDP100万ドル当たりの付加価値を生じるために必要な原油量
    • 日本:427バレル
    • アメリカ:668バレル
    • EU:482バレル
    • 中国:1,492バレル
  4. 原油消費量の伸び(1994年~2004年)
    • 日本:-8%
    • アメリカ:+15.8%
    • EU:+7.7%
    • 中国:+112.5%
    • インド:+80.8%
    ※日本と中国は消費量がこの10年で逆転している。
中国のバブル崩壊の噂は絶えないが、数値で見る限りは安定成長している。リスクヘッジは欠かせないが多様なシナリオを想定する必要がある。
付加価値創造に必要な原油量の違いは産業構造によることも大きい。今後一層、中国が日本向けのサービス産業に進出するにあたり、対応と利用を準備しておくこと。
僕は一介のシステム屋にしか過ぎないが、それでも中国ベンダーとの仕事があり、無関心ではいられない。
特にサービス単価が低下している現状では、ベンダーと相互に利用し合うような共生関係を築くことができるかは重要なポイントだ。
目の前の仕事だけやっていれば良いのではなく、顔を上げてちょっとだけ先を見てみることは大切なことだと思う。

投稿者 isi : 2005年08月30日 23:58 | トラックバック
コメント

中国人(企業)との取引に際しては、コストオンリーの視点からではなく、ビジネスパートナーとしての相手方のクオリティーも十分に視野に入れた選定と関係(共生)を心掛けられたい。

Posted by: 空蝉 : 2005年08月31日 16:36

そうなんだよね。
コンピュータの扱いには長けていても、日本の商慣習やビジネス常識は知らないので、
これでもかというぐらいに細かく指示しなきゃいけなくて、検収もしっかりやらないといけない。
トータルコストで考えると社内でアサインした方がずっと安くつく。
コスト低減の手段としてより、要員が不足している時の解決方法のひとつとして考えた方が現実的。
生産現場にたとえると、多能工としてより単能工として考えた方がいいね。

あと、中国発注といっても一括りにはできない。
今回は2社と一緒に仕事をしたのだけど、レベルの違いに愕然としたよ。
単価は変わらないのだけど、仕事に取り組む姿勢や技術面での向上意欲、成果物の精度など、まるで違う。
結局、民族や国家じゃなくて、相手次第ということだね。

Posted by: isi : 2005年09月05日 13:00
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?