2005年07月19日

復興の途遠く

新潟県中越地震―特別報道写真集 昨日は某所で勉強会に参加してきました。
むちゃくちゃ忙しいのですが、興味あるテーマだったので。

テーマは「復興への胎動」。昨年10月の新潟県中越地震の復興に関して、市民の立場からずっと参加していられる方からのお話しをうかがいました。
現在は「中越復興市民会議」という団体で活動されています。
現場を担ってきた方の話は、凡百の評論とは比べものにならないくらい重みがありました。
震災から9ヶ月が過ぎ、地元ですら震災被害は過去の話になりつつあります。
『災害は全国ニュースになるが、復興はローカルニュースにすらならない。』
情報発信と簡単に言うが、実際におこなうことは難しいのです。

復興と言っても被災者の皆さんでは置かれている状況に格差があり、一人一人の状況を考えると愕然とします。
注目され支援も厚い地域とそうでない地域の格差。(「来なかったサンタクロース」)
住居やライフラインが被害を受けた状況と復旧状況の格差。
家族や生活の維持に関する格差。

仮設住宅に住めるのは2年間という期限があります。
しかし住んでいる方には高齢の方もいます。終の棲家が仮設住宅というのでは、あんまりです。
マスコミに報道されなくなったから一段落ついたのでは?などと言ってられる状況ではないのです。

とりあえず薦められた本を購入して読了してみます。
中越大震災―自治体の危機管理は機能したか

投稿者 isi : 2005年07月19日 22:12 | トラックバック
コメント

23日の地震の時は自動車の中で、一般道路で信号待ちだったけど、かなり横揺れしました。高架やベイブリッジのところだったら、かなり怖かったかもしれない。
「中越大震災」はまだ読んでいないけど、首都圏の住民もよく読んでおいた方がいいかも。

Posted by: 阿佐ヶ谷 : 2005年07月25日 23:52

長岡市の場合、人口20万程度の地方都市だったから、何とかなったけど、首都圏で震災が発生した場合、救援物資が不足したり、復旧に時間が掛かることが懸念されます。
備えられたし。
「中越大震災」は読んでいるところなんだけど、行政当局がまとめた本なので、どちらかというと、政治や行政に携わる人向けの本ですな。出版社も「ぎょうせい」だし。

Posted by: isi : 2005年07月26日 13:01

全く別件だが、27日付の日経産業新聞の大学発ビジネス欄に、長岡技術科学大学テクノインキュベーションセンターの記事が載っていました。長岡市には3つも大学があるんだね。最近は大学発祥のベンチャー企業のIPO増えていますが、長岡からもIPOできるといいですね。

Posted by: 阿佐ヶ谷 : 2005年07月27日 09:31

当地、長岡は鋳物やさんとか製作機械の工場があり、元々もの作りが盛んな土地柄なのです。
IPOとまでは行かなくても、産学で交流もあり、協同のプロジェクトもいくつかあるようです。
今年は多忙を極めているのですが、いくつか企画を温めている中にちょっと関連するものがあります。
いずれまた。

Posted by: isi : 2005年07月28日 22:47
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