初巻から三巻目のころは、読み終えて爽快感があったのですが、ハリーが成長するにつれて、段々とキビシイ話になっていきます。
四巻も読後感はやり切れなかったのですが、五巻は一段とつらいです。
作者のJ.K.ローリングさんは、夫と別れて子供をひとりで育てながら、喫茶店で粘って第一巻を書いたということでした。
その頃は、作品にしか夢や希望を託す事ができなかったので、作品世界は明るかったのではないかと思います。
その後、ハリー・ポッターシリーズが大ベストセラーとなり成功し、経済的に恵まれ、再婚して幸せになってしまったため、作品が暗くなっても、ハリーの成長譚というテーマを優先するようになったのでしょう。
しかし僕は1~3巻の頃の、明るく爽やかな結末の方が好きですね。六巻の執筆に入ったとのことですが、今度は明るい結末を期待しています。